AIのあとしまつ

ピラーページ

UIはあるのに公開できない?『本番公開の最後の30%』完全ガイド

プロトタイプやUIは完成しているのに本番公開できない理由を分解し、最後の30%を最短で埋めるための実務ガイドを整理します。

プロトタイプ 本番化本番公開 できないUI 本番化

UIはできた。Figmaもある。あるいはAIプロトタイプもある。なのに公開できない――。 本番公開の“最後の30%”で止まる理由は、実装スキルではなく「本番に必要な要素が見えていない」ことが多いです。 このページでは、プロトタイプ本番化UI本番化に必要な最小要件を体系的に整理し、最短でサービス公開するための道筋を示します。

「最後の30%」とは何か

本番公開の最後の30%は、見た目や画面ではなく裏側の土台に関わる工程です。主に次の3カテゴリに分かれます。

  • プロダクト基盤: 認証/権限、データ設計、API連携、エラーハンドリング
  • 非機能要件: 監視、ログ、バックアップ、セキュリティ、性能
  • 運用前提: 管理画面、権限管理、引き継ぎドキュメント、運用フロー

UIが整っているほど、この30%が「見えにくく」なります。ここを埋めることが本番公開できない状態から抜け出す鍵です。

本番公開できない“あるある”と原因

よくある詰まりポイントは、以下の5つです。

  1. 認証/権限が後回しで、誰が何をできるか定義されていない
  2. データ設計が曖昧でCRUDが実装できない
  3. 外部APIの仕様未確定で接続待ちが発生
  4. 監視/ログ設計がないため障害対応が不安
  5. 引き継ぎ資料がないため運用が回らない

UIが完璧でも、この5つが欠けていると公開判断ができません。

プロトタイプ本番化の全体像(最短ルート)

本番化を“最短”で進めるときの流れは次の通りです。

  1. 要件の固定(スコープ線引き)
  2. データ/権限設計の確定
  3. 実装(画面+API+DB)
  4. 非機能の最小セット実装
  5. 本番準備(運用/引き継ぎ)

UI作成を終えた段階からは、3〜5の密度が勝負です。

UI本番化に必要な最低セット

「これだけあれば公開判断できる」という最低セットは次の通りです。

  • ログイン/権限: 管理者/一般/閲覧など最小ロール
  • データCRUD: 作成/更新/削除の安全な実装
  • 監視/ログ: エラー追跡と通知の導線
  • バックアップ: RPO/RTOを決めた最小構成
  • 運用導線: 管理画面とFAQ/連絡先

この最低セットが揃えば、UI本番化の判断ができます。

見積もりがブレる理由(画面数/機能数/権限)

見積もりは「画面数×権限×外部連携」で大きく変わります。

  • 画面数: 1画面でも権限が3つなら実質3倍
  • 機能数: CRUDだけか、決済・通知・分析が入るか
  • 権限設計: 管理者/一般/監査などでUIとAPIが分岐

この3つを先に確定するだけで、見積もりブレは大幅に減ります。

2〜4週間でサービス公開するための条件

短期で出すなら、「できる/できない」の分岐点を先に知る必要があります。

  • UIが確定している(Figma/AIでも可)
  • 必須機能が3〜5個以内
  • 外部APIの仕様が確定済み
  • 権限の種類が2〜3種類で収まる

ここを満たせば、2〜4週間でのサービス公開は現実的です。

発注前に揃えると速くなる資料

スムーズに本番化するために、最低限これだけ準備しましょう。

  • 画面一覧(Figmaまたは画像)
  • 必須機能の一覧(MVPの定義)
  • 期限と目的(何のために公開するか)
  • 関係者の権限パターン

この4点があるだけで、初期の詰まりがほぼ消えます。

まとめ:最後の30%を埋める順番

最後に、公開に向けた優先順位を整理します。

  1. 権限とデータ設計
  2. 必須機能の実装
  3. 監視/運用の最小構成
  4. 引き継ぎ資料の整備

UIがあるほど「見えない30%」が重要になります。ここを埋めれば、公開判断まで一直線です。