MOFU(課題理解〜比較検討)
プロトタイプとMVPの違いとは?投資家に見せる前に実装しておくべき「非機能要件」リスト
「動く画面」があるだけではMVPとは呼べません。実ユーザーに使ってもらい、投資判断を仰ぐために実装しておくべき機能・非機能要件の違いを解説します。
プロトタイプMVP違い非機能要件
新規事業の立ち上げにおいてよく混同されるのが「プロトタイプ」と「MVP(Minimum Viable Product)」です。 この2つは似て非なるものであり、特に投資家や初期ユーザーに見せる段階では、その差が成否を分けます。
プロトタイプ:アイデアの検証
- 目的: アイデアが価値あるものか確認する
- 状態: ハリボテでもOK。データが保存されなくても、見た目がそれっぽければ良い。
- 対象: 社内メンバー、一部のヒアリング対象者
MVP:価値の実証
- 目的: 実際の課題解決ができるか検証する
- 状態: 本番環境で実際に動作し、継続利用できる品質が必要。
- 対象: 初期ユーザー、エンジェル投資家
MVPに必須の「地味な」機能リスト
プロトタイプからMVPに昇華させるために、追加実装すべきなのが以下の機能です。
- 堅牢な認証(Auth) セキュリティ事故を起こさないための最低限のユーザー管理。
- データの永続化とバックアップ ユーザーが入力したデータを消失させない仕組み。
- エラーログ監視 ユーザーがどこで躓いているか、バグが発生していないかを検知する仕組み。
- 利用規約・プライバシーポリシー 法的リスクを回避するための準備。
これらが揃って初めて、ユーザーは「安心して」あなたのサービスを使うことができます。 「画面はできた」状態で満足せず、これらの土台を整えることが、事業を前に進めるための次の一手です。